店舗を構えてのビジネスで、居抜き物件を探す場合にどのようなメリットを考えるあと言えば、設備にかかる費用が圧縮出来ることでしょう。 とくに飲食店舗の場合は厨房機器やと手洗いなどの水回り排水設備などが非常に設備負担が大きくなります。 設備をそのまま放置してある場合は、清掃して十分に使えるかを確認しておきましょう。

厨房機器は油のこびり付きにより不具合をきたしている場合があり、故障した設備は取り外しや設置に費用が掛かります。 居抜き物件で放置してある厨房設備の清掃や初期のメンテナンスに関しては、大家さんが費用を負担することが当たり前となります。 なぜなら、放置されている機器が使用不能なものであれば、放置されていること自体がデメリットで、その処分費を物件所有者が持つことは当たり前となるからです。 また、そのまま使うにしても汚れた状態では使用できません。

入居後に再利用するにも清掃を行わなくては、使用できないため、不動産会社を介して清掃費を負担していただくように交渉を試みましょう。 居抜き店舗は大家さんにとっては空室であることがリスクとなるため、借り手が付きそうであれば清掃費程度は負担していただけることが多いでしょうが、入居者が直接交渉となると角が立つため、不動産会社の担当者を介して家賃と共に、交渉をしてもらうと良いでしょう。